初心を忘るべからず
【word】
近く、花の生産者様の披露宴があり、
とても楽しみなのですが、
ご自身で生産されている、個性的なお花を多く持ち込まれます。
先日、お話しをしていると、
花関係のいろいろな方から、話を聞いているとのこと・・。
ちょっと緊張してしまいます。
技術は間違いない人だと聞いてます
と言葉を頂き、少しほっとしました。
この時期育てていらっしゃるのは
面白いお花、weddingには珍しいお花です。
ブーケにたくさん入れてほしいとリクエストを頂きましたので、
個性的なブーケをお作りします。
「ただかへすがへす、初心を忘るべからず」
「初心忘るべからず」
よく聞き、よく使う言葉ですが、もともと世阿弥が風姿花伝で使った時の意味は
少し違いました。
世阿弥のいう「初心」は
己の技量の未熟さ
己の技量の未熟さを忘れてはならない。
是非の初心
時々の初心
老後の初心
と書かれています。
それぞれを考えてみたくなりますね。
忘れることなどない、と思ってはいても、
どこかに驕りがないか?
時々の初心を忘れず花に努めたい。
今日は、長年一緒に仕事をしたスタッフと話しをしながら、
そんなことを考えました。
花と人から学ぶことばかりです。
花とともに
KAMOE&ARNE
にしむらゆき子
0コメント