フランドル派の絵のような

今日の花のレッスンは、花阿彌ブルーメンシューレ プログレスコース

「絵のような」花を生けるレッスンでした。


Makiさんの作品です。

素敵ですね!


フランドル派ってどんな絵を描いていたのでしょう?


フランドルとは地方の名前で、

旧 フランドル伯の領地を中心とする、
オランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にかけての地域になります。

(オランダ語: Vlaanderen、フランス語: Flandre、ドイツ語: Flandern)

 

 「フランドル」という発音は、フランス語からで、
日本では英語由来のフランダース(Flanders )の方が有名ですね。

あの名作劇場の物語の地です。

 

 

 

現在ではベルギーの一地方となっているフランドルとその周辺地域は、
当時はブルゴーニュ公爵領で、
後にその時代の権力者、ハプスブルク家に支配される土地です。


そこには、世界中からモノが集まり貿易の中心的な都市となります。
食べることにも困る画家たちは、仕事を求めてこの土地に集まりました。

 

人が集まるフランドルやそのまわりの諸国は
世界的に影響力のある都市となっていきますが、

時代はまさに、
イタリアではルネサンスの芽生え、

ベルギーでは、ネーデルランド派と呼ばれる、

ベルギーの奇想天外な作風ボスの登場など、、。
目まぐるしい時ですね。

 

そんな中で、

フランドル地方では貿易により、例えばそれまでのテンペラから油彩へと変化などが起こり、
やはり新しい時代の幕開けとなっていきます。

フランドルの絵は、その周辺諸国をも巻き込み一時代を作っていったのでした。


また、一方では疫病も多く、
人が生きていくにも大変な時代でもありました。



青い花瓶の中の花束 Blumenstrauβ in einer blauen Vase

(1608頃 ウィーン美術史美術館)


ヤン・ブリューゲル Jan Brueghel the Elder

1568-1625  |フランドル | バロック


ブリューゲルは

16世紀後半から17世紀にかけて活躍したフランドルの画家です。


色彩豊かで光溢れる表現を得意とし、

花や森 自然 動物などを描きました。




今年、一大旋風を巻き起こしたこちらの方が有名ですね。

こちらは、お父さんのピーテル・ブリューゲル

 


ヤンは、父と少し違う作風ですね。

ビロードのブリューゲルとか、

「花のブリューゲル」と呼ばれていたそうですよ。



今日も花とともに

KAMOE&ARNE

にしむらゆき子


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