カサブランカ

「カサブランカのブーケが持ちたい!」


今日はとても大きなカサブランカのウエディングブーケを作らせて頂きました。

制作していて、

本当に心が豊かになるほどの香りがある大輪のお花たちでした。


花嫁様が輝いていらっしゃる様子が目に浮かぶようです。 

 

おめでとうございます!


ウエディングブーケは

花嫁様のお姿とドレスを中心に、会場の様子など、総合的に考えて決めていきますので、

おひとりおひとり違うものになるのですが、

 

その時代を表すというのでしょうか・・?

花嫁様が持ちたいと思うブーケにも流行りのようなものがあります。


 

今は茎をそのまま持つナチュラルなタイプのクラッチブーケ

少し前までは、スタンダードなサイズより少し大きめなものが人気でした。

今でも少し大きめは人気が続いています。

 

その前は、まるいラウンドブーケが人気で、

もちろん、形はラウンドでも、色や花が花嫁様それぞれに違うので、

同じものは無いのですが、

それ以外のスタイルが消えてしまった・・?と思えるほど大人気な時期もありました。

 

その前はひとまわりい小さな小ぶりのもので

強い色や個性的な花でインパクトを出すようなものを好まれる時期がありました。

同時期に、バック型のブーケや、アンブレラ、リースタイプなど、少し変わった形のものが目に触れるようになり、お色直しと2つブーケを持つことが多くなった時期です。



そしてそれ以前、

ウエディングドレスで結婚式を挙げる方が登場して以来

長い間、スタンダードでありながらも、

花嫁様がその手に持ちたいと思ってきたのが、

キャスケードブーケ(滝が流れ落ちるような花束)です。


 

カサブランカは憧れでした。

大人の顔の大きさくらいにもなり咲き誇る大輪の百合


花言葉は

「純潔」「高貴」「尊厳」


当時人気だった映画の影響もあったのかなかったのか・・。

カサブランカがモロッコの都市の名前だということは、

この映画を見た方々には、周知のことですね。

今は都市の名前より、百合の名前の方が有名かもしれません。

 

 

※ちなみに、名画といわれる映画の多くは

少しもやもやして終わるのですが、この映画もそうでした。

それが人間模様とでもいうのでしょうか・・・。


初めて見た頃はさっぱりわかりませんでしたが・・

子供だったのでいたしかたありません。。

 

 


今の新郎新婦様は、

映画の中の主人公にも負けないほどの美しさと、

パフォーマンスを見せて下さいます。


 

本当に、銀幕のスターのようです。

 

時の流れは面白いですね。

 

 

今日も花とともに

KAMOE&ARNE


にしむらゆき子

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