新しいことを進める時の心構え
【プリザーブドフラワー・アートフラワー&プロダクトデザイン】
花とともに花のある暮らしを
フラワーデザイナーの にしむらゆき子です。
春を前に、花のイベントが本当にたくさんありますね。
今取り組んでいるプロダクトのことに触れる時間が足りません(笑
東京インターナショナルギフトショーの日程が、目の前に
近づいてきています。
プロダクトというのは、生産品、製品、製造物 のことをさします。
生きているお花だと、
その商品としての時間が他の製品(商品)と比べても極端に短いこともあり、
アレンジメント等の作品であっても、
「プロダクト」という表現は一般的にはしません。
そして、唯一無二である作者の作品のようなものに関しても、
あまりそのような呼び方はしていないようです。
どちらかというと、
唯一無二のものは、
ひとつのプロジェクトとして制作が進められたりする場合もあるようです。
花業界においての、言葉の明確な線引きや、
それについての辞書のようなものがあるわけではありませんが、
仕事をしながら多くのデザイナーの方とお話しをする中で、の
私なりの解釈では、それが
一般の方の認識に近いのではないかと思います。
プリザーブドフラワーや、アートフラワーの商品は
プロダクトとして、流通しているものも多くあります。
お花の1点ものの良さと、
多くの方の手に取って頂ける商品の良さ、
それぞれの最初のコンセプトで決まってくるもの。
商品作りは、作りはじめる前が大事ですね。
この度の東京ギフトショーでは、
流通にのせることを目的とした商品をと考えてきました。
今回
フラワージュエリーのPRをしてこようと考えています。
そう決める時に迷った点が、先述のことにも関係してくるのですが・・。
お花の形は自然のものなので、1点1点少しずつ違うのです。
お花の顔が全てのジュエリーにおいて、それは弱点やクレームにならないだろうか?と。
自然のものを使うと、どうしても、まったく同じものにはならないですね。
花屋にとっては普通のことですが、
機械で作られるものにはあってはならないこと。
でもそんな不安は横へ置いておくことにしました。
唯一つであること、同じものがないことが自然の価値であることを
伝えるアイテムだから・・。
この商品の奥の意味、
自然の贈り物であること、人の手仕事であること、
そんな花のジュエリーを届ける意味を
私自身が、覚悟を決めなきゃ、前に進めないのです。
・・そう思ってからは、
ただひたすら
良いものをと、心込めて考えてきました。
1週間後になりました。
2月3日4日5日
東京ビックサイトで、お待ちしています!
0コメント