笹
今日は、宵えびすです。
昨年1年間お世話になった、笹を納めて、
新しい福笹を頂いて参ります。
笹はイネ科の種子植物です。
稲??と思われるかもしれません。
その生態は未だに謎が多い植物のようです。
地下茎でどんどん伸びていく為、
地震の多い日本では、
地面をしっかりとつかんでくれる竹林は大事にされ、
また、その繁殖で、多様性を損ない、
その背丈は日光を遮る為、伐採され、生活に利用されてきました。
葉や竹には、殺菌抗菌効果もありますので、
利用価値も高いのです。
それだけ近い存在なのに、 分からないことがたくさんあります。
花が咲き、実がなるのが何年周期なのか?
個体(同種)により違いがあるようで、研究が難しい様です。
同じ個体種は
一斉に開花し、一斉に実を付け、(お米より粒が少し大きいそうです)
そして、驚くことに、
実を付けた竹は枯れて、その一帯は色が変わるほど、、
そこからまた、実生するのだそうです。
なんだか、すごいですね。
以前読んだ資料では、
その一斉開花は、
気温や環境ではなく、
その個体の、生育年数によるものだということが、分かってきたという内容でした。
最近ではどこまで研究が進んでいるのでしょう?
ご存知の方はお話しを聞かせてください。
繁殖力が旺盛な笹は、日本の森林面積の約 30%を占めるほどで、
我々日本人の生活とは切っても切れない関係を築いてきました。
ちまきを巻いたり、おにぎりを包んだり、古くは水筒にしたり、筍は、ごちそうです!
まだまだ、知りたいことがたくさんありますね。
まずは、
えべっさんに、お詣りです。
今年も
打~ちましょう / /
もひとつせ~ / /
いおうて三度 / / /
いつもありがとうございます。
花とともに
ARNE/KAMOE
にしむらゆき子
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