寒椿

年末年始

あちこちで、見事に咲いている椿をみかけました。

日本の冬の風物詩ですね。


以前にも書いたことがあったような気がしますが、

カンツバキと聞くと、サザンカとの違いについて、

気になってしまいます。



サザンカ(山茶花、学名: Camellia sasanqua)は、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。

秋に花を咲かせます。


ツバキ(椿、学名: Camellia japonica)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹。

12月~3月頃まで花を咲かせます。


サザンカの原種は、花びらが1枚ずつ散りますが、

ツバキは、首からぽとっと落ちます。




最近は品種改良が盛んで、それぞれに、お互いの特徴を持つものが増え、

その差がわからなくなってきました。(苦笑


そもそも、

サザンカの中に、「カンツバキ」という園芸品種が出来た頃から、

より一層分からなくなってきたようですね💦


何故、そんなややこしい名前を付けたのでしょう・・・。

名づけの経緯をご存知の方は是非教えてください。





ツバキは、初冬~晩春まで、咲き続ける花です。

椿という漢字からもわかるように、

日本では、古来、春を表す花、俳句や和歌では春の季語として

使われてきています。

寒椿という言葉は、品種としての「カンツバキ」を指すのではなく、

「冬の椿」を表す言葉として、

耳馴染みがある名前となりました。


季語として使われるのは、

「寒椿」「冬椿」「早咲きの椿」などがあるそうですよ。


俳句は詳しくありませんが、、。




一句詠んでみました。


寒椿落ちて唇土に棲まう

          由希こ



お粗末・・・いとかはゆし・・・



今日も花とともに

ARNE/KAMOE

にしむらゆき子



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