パスポートの模様も菊の花
今月はお誕生日月の花がマムのお花です。
9月にもお話ししましたが、今月もマムのことを少し書いてみたいと思います。
パスポートの表紙や皇室の紋章が菊の花であることは、ご存じかと思います。
平安時代に後鳥羽上皇が菊を愛したことから、高貴な花、日本を代表する花として、扱わるようになりました。
そんな日本人にとって昔から馴染み深い菊がヨーロッパに渡り、品種改良がなされ、マムという愛称で世界中に愛されていることをご存知でしょうか。
マムとは、もともとは日本の菊を原種とし、大航海時代に日本からオランダ、ヨーロッパへ渡り、誕生しました。
和名では、洋菊とも呼ばれています。
9月にも書きましたが、学名である「Chrysanthemum(クリサンセマム)」を短縮してマムと呼ばれるようになりました。
Mumマムというと「お母さん」を想像する方も多いと思います。
オーストラリアなどの南半球では母の日がちょうどマムの開花期にあたることから母の日のプレゼントの定番にもなっています。
日持ちもよく、香りも独特で、薬草としてその葉は重宝されてきたお花なので、長寿の花ともいわれています。
お花で季節感を楽しみながら、
健やかに秋を満喫して参りましょう。
ARNE
にしむら
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