しめ縄としめ飾り

年の瀬が近づいて参りました。
年始のご準備は進んでいますか？

年末になると、家のお玄関に飾られるしめ飾り。
しめ縄とも呼ばれますが、しめ縄としめ飾りの違いは何か気になりませんか？

しめ縄は本来、神様が宿る場所を神聖に保つ為の結界として飾るもです。
ですので、神社では一年中飾ってあります。

家の中では神様のいる神棚も一年中飾られているお家もあると思います。

お正月に飾られるしめ飾りは、しめ縄にお正月飾りをしたものです。
お正月は、歳神様をお迎えする為に、大掃除をして清めた家に結界を作り、不浄が入らない場所としての目印となります。

なので、

松の内が明けたら外します。

地域によっては、神社や自治体でお焚き上げが行われます。（どんど焼き等呼ばれ方は違いがあります）お正月飾りを火にくべて、お見送りします。

神社に持っていけない場合は、家庭ごみとして処分されると思いますが、
一旦、塩やお酒で清め、半紙等に包んで処分されるとよいと言われています。

最近はいろいろなしめ飾りが販売されるようになり、
弊社でも花のついたしめ飾りをいくつか販売しております。

お正月は、家の中のいろいろな場所にしめ飾りがあっても良いそうです。

お部屋のあちこちに神様の場所をお作りして差し上げるのも良いですね。

今年もあと少しです。

皆様、どうぞ良い年末年始をお過ごしください。

にしむらゆき子