菊の花の効能


お正月は歳神様をお迎えする為のお花を飾ります。

松や千両と一緒に菊(マム)も飾られるお宅が多いのではないかと思います。


菊はお水をたくさん飲みます。

花瓶に水を一杯いれていても、あっという間に減っていることに驚かれるのではないでしょうか?

菊は毎日お水を変えてあげましょう。

いつもたっぷりの綺麗な水を用意してあげると、今の季節とても長く咲いてくれます。



【日本の国花 皇室の紋章でもある菊について】

長寿の花と言われる菊花

中国では2000年以上前から薬用として栽培されてきました。

日本には奈良時代末期に中国より伝わり、薬用として用いられてきました。頭痛を抑えるために、枕の中に菊花をつめる風習もあったそうです

重陽の節句では食用として利用されたり、お酒や菊花茶としても飲まれています。


今の時代は多くのことがわかりその裏付けがされています。

栄養面では、ビタミンやミネラルも多く、β-カロテンやビタミンC、ビタミンB群などの抗酸化力をもつ栄養素を豊富に含んでいます。

また、フラボノイド類やポリフェノールも様々な種類を含んでいるとのこと。

また、

菊花は生体内のグルタチオンの産生を高めることによって、解毒作用をもたらしていると考えられているそうです。


そのような成分から作られる菊の香りは、

私たちの心を静める鎮静作用もあり、

穏やかな気持ちにさせてくれる効果もあります。


今年は、菊の花を楽しんでみませんか?


長く咲き楽しませてくれて、私たちに寄り添ってくれる。

素敵なお花ですね。


にしむらゆき子


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