木の葉採り花合わせ
【color】
毎日、花・植物の楽しさをいろいろな角度から書いています。
3月は弥生 4月は卯月
それが、昔ながらの月の名前だと思っていたのですが、
国(地方)によってもいろいろな呼び名があったようですね。
4月の名前を調べるとかわいらしい言い回しがありました。
花残月 夏初月 木葉採月 ・・・
どの名前も
その時期の風情を美しく表現した言葉で
うっとりします。
木葉採り は
蚕の桑の葉を摘む季節という意味だったのだそうですよ。
その経験はさすがに無いので、私が木の葉採りと聞いてイメージするのは
本来の意味とは違うものになりますが・・。
子供の頃からの大好きな遊びでした。
この時期の新芽はとてもきれいな若いみどり色をしています。
ただ、新芽は採って少しするとすぐに茶色くなってしまうのです。
なので、少し成長している小さめの少し若く艶を感じる葉を選びます。
きれいな葉を押し花にして、しおりを作ったり、手紙に張り付けたり
そんな遊びでした。
、
この季節の花飾りは
新芽を思わせる明るいグリーンを中心に、
数種類の葉ものと、可憐な印象の花、小さめの顔の花を飾ってみましょう。
花の色はなんでも大丈夫です。
シンプルに一色にこだわると
さわやかでモダンな雰囲気に。
いろいろな色を合わせてみると、
春めいた、明るい印象になります。
春を感じる黄色や白の小花は定番ですが、
飽きることがありません.
1輪挿しに一花飾ってあるだけで、
飾られた方の優しさのセンスに心動かされてしまいます。
写真は上から
マーガレット グラスペディア(ゴールデンスティック) ホワイトスター
マトリカリア
マトリカリアはもともとの葉の色が淡く、
新芽のイメージがありますね。
花仕事の中でもよく登場する
大切なお花です。
春らしい軽やかさが魅力です。
お部屋にも是非飾ってみてください。
花とともに
今日もありがとうございます。
にしむらゆき子
2コメント
2016.04.04 07:16
2016.04.04 02:46