自然光の使い方
【photo】
毎日、花・植物のおもしろさをいろいろな角度から書いています。
とても形の面白いガジュマルが入荷しました。
今日はこちらのガジュマルで
商品撮影をする時の
自然光と商品の位置関係を
見てみたいと思います。
全て同じ時間帯に撮影しています。
自然光の位置
自然光というのは、そのまま
太陽の自然の光です。
自社商品を撮影する機会が多いのですが、
「好き」の気持ちだけで、
撮影してきました。
そんな私にとって、
光の調節は難しく、
しかしそれ以上に
光は(特に自然の光は)一番の味方となってくれます。
実際には
太陽の光そのままは、強すぎますので
カーテンやスクリーン越しの状態を作ったり、
一度室内の壁や、板に反射させて柔らかくしたり
少し工夫します。
今日は光の角度と量と、見え方を確認する意味で
わかりやすく、
窓からの光そのままで撮影してみます。
↑ こちらは窓が東側についています。
太陽はすでに真上に登っているためやわらかい光が入ってきます。
ガジュマルを北側において撮影ししました。
写真に向かって右側上方からの光が
綺麗に葉に当たっています。
こちらの写真は
少し窓に近すぎましたが・・。
綺麗な写真が撮れそうです。
※プロの目線では、違うかもしれません。
良いアドバイスがありましたらお願い致します。
↑↑ 同じ場所でも、
光をバックにしてしまうと、
逆光で、真っ黒になります。
こちらは、
写真に写っていないぎりぎりのところまで窓があります。
採光窓ですので、
光が白壁にあたり、やわらかい状態で、こちらの室内に入ってきます。
右後ろからの採光
少し室内にライトがあるため、
影が後ろにもできていますが、
柔らかい影です。
商品が浮き出るように映っていますね。
しっかり撮影できそうです。
↑こちらは、右手前に窓があります。
窓の向きは西向きです。
↑同じ場所で、窓を左手前にしてみると
これだけ光の当たり方がかわります。
まだ太陽は上の方ですが、
南北の位置関係で採光量が全然違うことがわかります。
部屋の中で、光が多く入る場所、
光がやわらかく回る場所、
この2点を意識して
ファインダーを覗くと
違った写真が撮影できる場所が見つかると思います。
伝える方法として、
視覚にうったえる
映像、写真はこれからますます重要になりますね。
楽しみながら、腕を磨いていきたいと思います。
今日もありがとうございます。
花とともに
KAMOE&ARNE
にしむらゆき子
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