キイトナイト17*創造の交差点
KIITOCafeで開催された、キイトナイト17「創造の交差点」
※KIITOは KAMOE&ARNEが入居しているデザイン・クリエイティブセンター神戸の通称です。
詳しくはHPをどうぞ!
KIITOが始動し5周年の記念トークイベントで、
芹沢センター長と、永田副センター長がおふたり揃って登壇されました。
KIITOがやってきたこと、
神戸のデザインとは、
社会問題+デザイン
当時、
まだまだ当たり前ではなかった、デザインシンキング・クリエイティブシンキングを
まるで、荒野を開拓していくように、
進んできたKIITOのみなさんの
5年。
私自身は、
自分が入居しているKIITOが目指していることや、
神戸が考えるデザインという思考が
どんなものなのか、
それを自分自身が係わり、理解し、
花仕事の中で実践していきたいと思い、
思考錯誤してきた時間でした。
まだ5年とも思うし、もう5年とも感じます
KIITOに来る前から、
そして入居してから、さらに様々な考え方に触れさせて頂きました。
2年半前に、
企業づくり、人づくり、商品づくりは、外部要因内部要因を合わせた一貫したデザイン思考で取り組むことの効果という内容で
兵庫県中小企業家同友会 全兵庫経営研究集会(オール兵庫)で報告させて頂いた時も、
まだまだ私自身が、取り組みながらの状況で、
充分に伝えきれるものではなく、
おそらく、あまり理解して頂けない、
物足りない、伝えきれない報告だったのではないか、、と思い出します。
それから2~3年で、世の中の考え方や風潮にも随分変化があり、
あらためてブランディングの必要性とともに、
一貫したデザインシンキングが語られるようになりました。
この5年の間に
KIITOが行った事業は1000以上になるそうです。
時代の一翼を担っていることは間違いないのではないかと。
本当に、少し先を行くことの大変さを傍で見ていても感じます。
積み重ねの賜物ですね。
実際に次々に行われる事業の多さに、
同じ建物にいながらにして、ついてはいけていません(苦笑
そして、
その中から、
神戸モデルともいえるプロジェクトがいくつも出てきています。
「ちびっこうべ」
「LIFE IS CREATIVE より パンじぃプロジェクト」etc・・
その後続いているいろいろな取り組みや、感想なども聞かせて頂きました。
5年前、私がKIITOの住人になることを決めた時、
多くの方から、なんで?なのかと問われました。
わざわざ不便なところへ・・・(笑
ソーシャルな課題の解決のひとつは、(行政はもちろんですが)
日々のひとりひとりの生活にあり、
ひとつは、
仕事の中にある と考えている私にとって、
KIITOは様々なチャレンジをするベースとして、
KAMOE&ARNEが取り組む意味づけ、
ひとつの支えになってくれるような気がしたのでした
その、私の嗅覚は
入居当初から、当たっていたと自負してきましたし、
今も、
新しい課題を見つけるたびに
どのように自分の役目を置き、進めていこうかと、
思案が続いています。
KIITOからの目線は、いつもハッとする気付きがあります。
私が日常で身を置く、ビジネスの世界で見る見え方とは少し違う目線のように感じます。
仕事を通した、神戸の魅力、
新しい、ワークライフのありかた、
どんどん都市に流れる学生さんが神戸市内で仕事をし、
結婚し、生活し、子供も高齢者もともにいきる社会
生活弱者と呼ばれる方々とも共に作る
神戸らしさ溢れる姿は?
老舗の洋菓子店や、パン屋さん、神戸らしいお店が
後継者不足で閉店していくというニュースが聞かれるようになってきました
それぞれの店主の考え方がありますので、
全て同じ課題ではありませんが、
全国の若者に、修行と後継のチャンスがあったのではないか・・・?と
純粋にもったいない気持ちが先立ちます。
例えば、イタリアみたいに(イメージですが)
もっとひとつひとつの仕事に、職人としての旗をしかりと立てて、
どのような仕事なのか、
どんなお役にたっているのか、
どんな点が
自分ではなければならない仕事なのか、
大きな企業のクリエイティブと、
また違った、個々のクリエイティブが発揮できる中小企業の仕事を
もっと上手く、次の世代に伝えることが、
実は思う以上に、お役に立つことなのではないかと。
他にも、ひとつひとつの仕事をプロジェクトとして捉える
人とのかかわり方など、
これからの5年、あらたなチャレンジをしながら進んでいきたいと(個人的にです)
あらためて思ったキイトナイト
進行の近藤さんに急に振られて、
ちょっとだけこんな話もさせて頂きました。
上手くは伝えられなかったと思いますが。。
KIITO5周年
おめでとうございます。
私もやりたいことが尽きません。
もうちょっとがんばりますね。
いつもありがとうございます
今日も花とともに
KAMOE&ARNE
にしむらゆき子
KIITOが取り組む課題は果てしないですね。
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