お正月と松のお話し

写真は実家小さな庭の松


弟たちが小学校に入学した時に頂いたもので、


Kotaro松 Keisiro松 とそれぞれ呼んでいます。
小さな苗木がこんなに成長していきます。



私の時には無かったそうで・・・。残念。

山々が冬がれた中で、松の葉だけは、青々と茂っていました。

海辺近くでは、多くの植物が塩害で育たない中で、
松は防風堤の役割を果たしてくれていました。

この時期、冬に緑が枯れ、食べ物が取れず、蓄えで暮らしていた昔々は、
そんな松に神が宿っていると信じられても不思議ではなかったでしょう。

村単位で生活するようになった時には、
村の門(角々)に、松の枝を高くたてて、来る年の豊作を神様に願いました。
門松の始まりといわれています。

家の中にも、年神様が降りて来てくださるよう、
お正月には、生け花を飾ります。

真っ直ぐに上を向いて
神様をお迎えするかのように生けられる若松。

装飾的に使われるクロマツや五葉松、大王松など、
日本人の文化と、松の関係はとても近くあります。

そして、なんとなく私たちのDNAは、
松を神聖な木と感じているような気がしませんか?


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