ジオメトリック
【flower design】
私が最初にフラワーアレンジメントや、投げ入れ(花生け)の勉強をしたのは、
CBカレッジという「花のプロ養成」学校でした。
それ以前は、
少しですが、子供のころ、母が教えていた池坊(生け花)を勉強したことがあります。
文化を学ぶ基本は師匠の真似をすることからだということ、
ゆっくりとでも、しっかりと時間をかけて真似て身に付ける日本の文化について、今は理解できますし、
フラワーアレンジメントの勉強も楽しいものでしたが、
当時の私は、良い悪いについてを先生の主観のように感じていましたし、よくわからないことに対してせっかちでした。
絵も、音楽も、なんでも法則(アカデミックな)部分があるように、
花にもなにかあるのでは?
それと同時に、感性って何だろう?
混沌とそんなことを考えているときに、出会った本が、
私の師匠久保数政先生の本「ヨーロピアンフラワーデザインテキスト①」でした。
何かあるような気がする、その何かがありそうですが、
本を読んでもそれだけでは分かりませんでした。
まだまだ私の混沌は続きます(笑
この続きはまた次の機会にして、
さて、
今日のテーマは、デザイン(フラワーデザイン)に関する「想像の手法」について、でしたので、そちらのお話に移ります。
手法はたくさんあります。
花阿彌で勉強する、「発想の源」
でもその前に、
もしかしたら、何にでもあてはまるのかな?と思うことを今日はご紹介しておきますね。
上に書いた本との出会いから、まだまだいろいろな出会いがあり、
私は花阿彌でフラワーデザインを勉強をすることになります。
フラワーデザインを学ぶ中で師匠から聞いた
ドイツ バウハウス(、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校。また、その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術を指すこともある。)の話しは大変興味深いものでした。
いえ、私はバウハウスの機能主義的造形について勉強したわけではないので、まったく語ることは出来ないのですが、
その合理主義、機能主義な、造形理論は、極論すると、ジオメトリック
(〇×△)から出発する言っているわけです。
私には、そこだけでも充分衝撃的でしたし、それ以上は頭に入りませんでした(笑
それまでの私は
花生けは有機から発想するものだと、思い込んでいたからです。
次回の【flower design】も、
また違う手法について書いてみます。
写真はWEBからお借りしました。
ありがとうございます。
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