ブランディング
【management 】
毎日、花・植物の楽しさをいろいろな角度から書いています。
今日はマネージメントの話をします
ブランディング戦略
ブランディング【branding】
顧客や消費者にとって価値のあるブランドを構築するための活動。ブランドの特徴や競合する企業・製品との違いを明確に提示することで、顧客や消費者の関心を高め、購買を促進することを目的とする。消費者との信頼関係を深めることで、ブランドの訴求力が向上し、競合他社に対して優位に立つことができる。ブランド化。
出典:デジタル大辞泉
経営の勉強にいくと、
「自社の強みは?」「なぜ御社の商品がお客様に選ばれているのか?」
この答えを出すまで、何度も何度も思考を巡らせ、考えます。
これを明確にし、
わかりやすく伝える仕組みを構築すること、
これもひとつのブランディング戦略ですね。
そして
「強み」や「商品」を意図的に作ることも
ブランディング戦略です。
この方法にはマーケティングが欠かせません。
なぜなら、
新しい購買層を作っていくことになるからです。
この手法で有名なのは
フランスのタイヤメーカー ミシュランの戦略です。
1900年に創刊したミシュランガイドですが、当時はまだ車より馬車が多く道を通っていた時代、美味しいお料理を食べに、遠くまで車で出かけてもらおうと、
ドライブガイドとして作り始めたのが、今の「ミシュラン」の始まりだそうです。
車が売れなければタイヤは売れない。ならば、と車を購入する層をターゲットに新しい市場を開拓していったのですね。
そして、タイヤが売れたことは言うまでもなく、
今や、世界でもその名を知らない人はいないほど、ひとつのブランド戦略としても成功した有用なガイドブックとなっています。
デザイン経営
それら一連の考察から商品開発まで、
大きくは自社がどんな会社であるかも含めて
一環し、串刺し思考を展開していく手法を
デザイン経営と言いますが、
こちらは次回に・・。
昨日は、大先輩経営者の方のお話しを聞く機会がありました。
歴史ある会社で、多くの困難を乗り越えてこられ、
その歴史に沿った、社会の変革をお話しいただきました。
興味深いお話しでした。
今の時代は大変だと言ってもまだまだ恵まれています。
私は花屋ですが、
時々、こじんまりと、
経営の話しをさせて頂くことがあります。
もちろん他業種の経営者の方のお話しもお伺いします。
どのお仕事も
意識していても、していなくても、
自社のブランディングをしっかり打ち立てること、
方向性を決め
戦略を立てて、取り組んでいる姿勢を伺い、背筋が伸びます。
私の場合、長年考え続けてきましたが、今でも
他の花屋さんとはここが違います と、言えることはありません。
お花屋さんたちは皆さんすごいと尊敬しています。
私たちはただ
普通の事を
花が元気で美しいこと
少しでも長く楽しんでいただくこと
梱包がしっかりしていること贈り主様の丁寧な気持ちが伝わるよう、心がけること
間違えないこと
安心していただけること
など、
普通を当たり前のようにできること
これを繰り返し検討し試行錯誤しながら、お届けさせていただいています。
そうすると、
KAMOEさん ARNEさんの花が好きだと言ってくださるお客様が
今日も買いに来てくださいます。
本当に有り難いことだと思います。
感謝しかありません。
背筋を伸ばして参ります。
普通のことをどのようにしているのか?
デザイン思考、デザイン経営的に考えている今から未来のこと
そんなお話しをさせて頂いています。
来週も、
経営者の皆さまがお越しになります。
そろそろ緊張して参りました。
ただ、真摯にお話しさせていただきたいと思います。
今日もありがとうございます。
花とともに
KAMOE&ARNE
にしむらゆき子
昭和2年の建築、旧生糸検査所 現在のデザイン・クリエイティブセンター神戸にオフィス件アトリエを置き仕事をしています。
神戸の海と山と空がすぐ近くに見えます。
いつ見ても美しい、きれいな景色です。
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