歌川国芳 国貞 in 神戸市立博物館
【Relaxing stroll】
毎日、花・植物の楽しさをいろいろな角度から書いています。
歌川国貞
歌舞伎のブロマイドのようなもの。
江戸時代、
背景にパステルカラーの花模様を散らして、
お披露目をしています。
この斬新な魅せ方!!
本やWEBで拝見し、びっくりしたこの絵(版画)の実物を
見ることができました。
とても版画とは思えない江戸の木版技術は
より高い完成度を実現するため、
制作工程を絵師・彫師・摺師の三者で分業されていました。
それにしても見事・・。
この前後に展示されていました、
シリーズを見ていますと、
今も、
江戸も
人は変わらない・・と
つくづく感じます。
ものすごいプロモーション効果があったのではないかと
容易に想像できます。
あこがれますし、
ステージを追いかけたいと
思います。
きっと。
歌川国芳
歌川豊国の 兄弟子 国貞と、対峙して取り上げられる国芳ですが、
描きたいものが
違ったのだろう、と思います。
歴史や物語、その中に登場するものや、登場しないものまでを、
国芳流に、誇張したり、色を変えてみたり、
その構図、チャレンジ、視点は、
現代の、アニメそのもの・・。
とても楽しく
おもしろく、
見た瞬間、引き込まれ
思わず、クスっと笑ってしまいます。。
WEBデザインの世界にも通じるものが感じられます。
躍動感あふれドキドキハラハラする絵を
たくさん拝見することができました。
有名なこちらも拝見して参りました。
ボストン美術館
ボストン美術館はヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界各国の美術作品を所蔵する美術館ですが、なかでも日本美術コレクションは、国外では世界一として知られています。
江戸から明治期にかけて、多くの日本美術が海外へと渡りました。
当時、日本では西洋志向になっていった一方、来日した外国人にとって日本美術は新しい芸術であったのです。
動物学者のエドワード・モース(1838-1925)、
東洋美術史家で哲学者のアーネスト・フェノロサ(1853-1908)、
医者のウィリアム・ビゲロー(1850-1926)に代表されるアメリカ人と
岡倉天心の功績により、
ボストン美術館の浮世絵コレクションは質、量ともに世界有数を誇るものとなりました。
これらは近年までほとんど一般公開されることはありませんでした。そのため保存状態がよく、まるで摺りたてのような鮮やかさを保っています。
本展は、同館の14,000枚を超える国芳、国貞の浮世絵から厳選された名品をご紹介するもので、1876年のボストン美術館開館以来初の大規模な国芳・国貞展となります。
これらの作品は一度貸し出されると美術館の規定により5年間は公開されなくなるため、大変貴重な機会です
【公式サイトより抜粋】
ボストン美術館所蔵
俺たちの国芳 わたしの国貞
神戸市立博物館 にて
~8月28日まで 開館
今日も最後までありがとうございます。
花とともに
KAMOE&ARNE
にしむらゆき子
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