ロータス

【Plants】

睡蓮の池


 六甲高山植物園にて


スイレンの花は

まるで作った花のように

美しすぎるように思えます



花ことばは

清純な心、清浄、甘美、信仰、滅亡




睡蓮 と 蓮



とてもよく似た植物です。
どちらも沼地に咲き、
今の時期が見ごろですね。


1日の開いている時間が短く、

品種によって、午前中だったり、
夜だったり、

そんなところも良く似ています。


およそ、3日で散るところも、
良く似ています。


どちらの葉も、撥水効果があり、

水が葉の上に落ちると、水玉になり、コロコロ転がり落ちます。(ロータス効果)

小さな凸凹の突起がたくさんあるためです。



違うのは、

蓮はその根が、蓮根(レンコン)であること(笑

葉の形が
睡蓮は、丸いが切れ込みがあること

(蓮は、まん丸の葉)




写真は睡蓮です。


蓮は、仏教(インド)と関係が深い植物ですが、
睡蓮は、エジプトとの関係がありそうです。

ピラミッドの壁画にも描かれている植物ですので。。

少し調べてみました。



睡蓮と香り



古代エジプトでは

睡蓮を栽培し、その香りを抽出したり、
葬儀に使用したり、装飾に使用したといわれています。

香料は
神聖で悪を排除し、身を守るものとされ、
神への供物の防腐目的として、
また宗教的な目的に多く利用されていました。


まだ病気という概念が無かったころ、
体調が思わしくないと、
魔物に取り付かれたといわれ、

薬草をいぶしたり、香りをもって、魔物を退治しようとしていました。
なので、香料は力と権力の象徴にもなりました。


権力といえば

香料はミイラづくりにも使われていましたが、
これは別の機会にします。


エジプトでは、それのみでなく、
美しさを際立たせる為のものとしても、調合されていたといわれています。


流石です。

香水の発想ですね。




エジプトオリジナルの植物

「エジプトの白スイレン」

英語では 「Egyptian white water Lily](学名:Nympaea lotus)

は、夜に花が咲きます。

日本名は「エジプトスイレン」「ヨザキスイレン」


「エジプトの青いスイレン」
英語では「Egyptian blue water Lily」(学名:Nympaea caerulea)
ナイル川沿いが原産地といわれています。

日本名は「ブルーロータス」

描かれているのは、ブルーロータスですね。



植物も生き残るための変化を少しずつ遂げながら

今私たちの前にいるのだと思うと、
尊敬の念が沸いてきます。





エジプト絵画の写真はWEBよりお借りしました。


植物と人との係りの歴史も面白いですね。



花とともに

KAMOE&ARNE


にしむらゆき子



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