にしむらゆき子

はじめまして。神戸で花仕事(フローリスト&マイスターインストラクター)をしています。
花の記事が多いです。よろしくお願い致します。

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お墓参り

今年のお彼岸のお墓参りで、初めて、土蜂?か何かの虫が墓石に土を盛って巣を作っているのを見つけました。墓石の裏側の文字が綺麗に土色になっているのです。それはまるで、塗り壁職人さんが、きれいに文字のところを塗っているかのような様子で、成虫になった蜂が飛び出した穴が凹凹と空いていました。最初は、そんな事もわからないので、大理石が変色し、しかも穴が開いたのか?と慌てました。仕事が綺麗すぎて、土が盛ってあるとは気づかず、本当に暑さで石に変化がおきたのかと思ったのです。墓石屋さんに ↑ ということを教えてもらい、釘や先の尖ったもので、土を出して水で掃除したら大丈夫だと聞き、早速掃除をすると、中にまだ孵化前の卵?がいくつかありました。ごめんなさい、、。来年は違うところで育ててください。文字の中で卵が成虫になって飛び出せるほどのスペースがあることにもおどろきました。いつもの暮らしの中にも、いろいろなことがありますね。※ネットで調べると、蜂だった場合近くにいたら攻撃してくるかもしれないので、注意が必要だとのこと。気を付けて掃除しよう。やっと朝晩が過ごしやすくなってきました。お花を楽しめる季節がやってきますね。短い秋を満喫しましょう。にしむらゆき子

関西は6月27日に梅雨明けが発表されたのですが、ここにきてかなり強いスコールのような雨が連日降っています。あまりに早い梅雨明けに、水の心配をしていたので、恵みの雨なのですが、あまりに集中しすぎて、これはこれで、農作物やお花がダメになるのでは?と心配です。なかなか程よくはいかないものですね。北陸や関東地方も7月上旬には梅雨明けと言われていたにもかかわらず、実際はまだ梅雨明けになっていないと伺いました。それにもかかわらず、この気温の高さよ・・。wwまるで亜熱帯地域のようですね。これだけ暑くても日本の多くの地域は温帯気候。まだ四季があることに感謝したくなります。亜熱帯は冬の平均気温が15℃以上。近年の東京の冬の平均気温は6℃。冬の気温が上がると、育つお花の状況も随分変わってくるでしょうね・・。日本は世界でも類を見ないほど、多くの種類の花を楽しめる国のひとつです。それは、四季があり、その気温その時期にあったお花を育てることが出来るからであり、鳥や虫たちが要所要所でちゃんと行き来し、種を作り、運んでくれるから・・。いつまでも、たくさんの花を見る事が出来る、自慢の日本であってほしいな・・と願います。今年は一段と暑く感じる毎日。気温の上昇、なんとかならないかな~。

ワークショップ「KIITOマルシェ」

新小学1年生

神戸は9日が小中学校の入学式。関西の他の地域より少し遅れて、良いお天気の入学式となりました。桜もまだまだ綺麗です。お花業界向けのブログを書かれている宇田明先生が、毎年この時期に「新小学1年生女子の将来就きたい職業」調査結果と考察を教えて下さいます。ランドセルメーカー大手の(株)クラレが毎年調査していて、今年は27回目なのだそうです。「花屋」さんの順位は今年過去最低の7位でした。一昨年の3位、昨年の4位から順位を下げました。「花屋」さんは2011年までは2位をずっとキープしていました。不動の1位は「ケーキ屋・パン屋」さん。そのあと、2024年までの14年間は、3位と4位を行ったり来たり。そう思うと、7位はまだまだ高いとはいえ、寂しい気持ちになります。宇田先生の考察では、花屋さんを目にする機会が少なくなったのでは・・?と。町の花屋さんの数が減少しているのではないかと。経済産業省の商業統計が廃止されたため、政府の公式数字がわかりませんが、その可能性は想像が出来ます。花屋さんを目にすることが無いと、花屋さんになりたい気持ちにはならないですね。花嫁さんになりたいという女の子が少なくなったのは、花嫁様を目にする機会が無くなったからと、以前桂由美先生はお話して下さいました。同じですね。お花屋さんがたくさんの人に幸せを届ける仕事だということ、お花を飾ること、お花を贈ることの喜びをもっと表現していかないと、、と思いました。いよいよ新年度スタートですね。皆様にとって良いスタートでありますように。にしむらゆき子

御祝いの胡蝶蘭

三寒四温、日に日に春らしくなってきていますね。東京のソメイヨシノの開花は今週末と言われていましたが、再三の寒波で少し遅くなるようですね。春が待ち遠しいこのごろです。3月4月は御祝い事が多い季節です。特別な日をお祝いするお花として、昔から喜ばれている胡蝶蘭ご家族の大切な日のお祝い花としても人気が高いお花です。小さな顔のミディタイプのお花は、テーブルに飾れるサイズのものもあり、長く花を楽しめることもあって、とても人気の高いプレゼントです。なので、プレゼントで頂く機会も増えているかもしれないですね。最近は気温が高くなった影響もあるかもしれませんが、お花が終わった後も綺麗な葉を楽しみながら、お水をあげていると、翌年、お花が咲きました!というお話しを良く耳にするようになりました。お水のあげ方胡蝶蘭は、一株毎に、根鉢が巻いてあります。3本のお花が立っていたら、足元も3株ありますので、それぞれの株にお水をあげてください。一度にしっかり水をあげて、数日~1週間後(気温・乾燥による)にまたしっかりお水をあげます。土に植えているのではなく、ミズゴケや専用のチップで保水していますので、普通の花鉢のように、1か所からお水をあげるのではなく、それぞれの葉の根本にお水をあげて頂くことが大切なポイントです。今年は御祝いに胡蝶蘭をお届けしてみませんか?